『老年期の魂』を持つ人々とは
以下に当てはまる人は「老年期」の魂を持っています。
あまり周りの人に理解されないでいるかもしれません。
でも周りの人たちの考え方や想いは理解できてしまうので、不思議でしょうがないかもしれません。
ちなみに自分は老年期だと思います。
老年期の人にはほとんど出会ったことがないのですがお互いがんばりましょう。
『老年期の魂』
地球にくる魂の卒業間近の魂です。
(『超越期の魂』や『無限期の魂』は肉体を持って地上に現れることが非常に稀)
カルマも清算し「老年期」を終えると
物質界でのサイクルを魂は離脱して
地球に戻ってきません。
地球(物質界)とは、仏教でいう「娑婆世界」でしょう。
一切皆苦 = 娑婆は修業の場 = 魂の経験値を上げる場
『老年期の魂』を持つ人々の特徴
- のんきで寛容、思いやりがある
- しばしば無害な風変わり者にみえる
- 引っ込み思案で気難しい人の場合もある
- ときには怠け者と見なされ、本人もじっさいやる気はない
- 莫大な財産を築いている人がいる一方、高等教育に関心がなく貧乏であったりもします。
- つらい肉体労働はいとわない。
貧乏をして請求書に追われているほうがマシだと考えるから。 - 個人主義的でやりたくないことは滅多にしない。
- 友達づきあいは大好き。美味しい食事やワインを楽しんだりもします。
- 社会の動向にはとりたてて強い興味があるわけでもないが、鋭く洞察することが出来る。
- 若い魂の人たちと比べると善悪の観念に縛られていないため
好色で快楽主義的な傾向もあり。 - 老年期の課題には「カルマの成就」と「人間としての自分の価値の理解」があり。
彼らはどの年代よりも自己評価が低いせいで悩む傾向。 - 彼らが学ぶことは 「無条件の自己受容」 と 「無条件の他者受容」
その為には自己評価の低さを解決することが不可欠です。
寛大になり自分を愛さなくてはなりません。 - また、老年期の魂は本来の自分についても、
多彩な人格についても、限りない転生で演じてきたので
その都度、見せ方を選び行動出来ます。 - 偽の人格に振り回されることもなく、柔軟な態度を取る事が出来る。
- また自己カルマの完了のため、あえてやっかいな人格に挑戦する人もいる。
- そうなると付き合いにくい嫌味な人物に見えるかもしれません。
老年期の魂を持つ有名人
ユング、トマス・メルトン(作家)、ウイリアム・ブレイク、ホイットマン、マーク・トウェイン、グルジェフら霊的指導者たち、Rレッドフォードなど
老年期まとめ
老年期の課題は
「カルマの成就」と「人間としての自分の価値の理解」があり
「自己評価が低いせいで悩む」傾向を解決し
最終的には「無条件の自己受容」と「無条件の他者受容」がゴール!
仏教でいってみると
自己評価の低さについては「仏性」を理解していくことで解消されるでしょう。
仏教では、自分は仏のこである、といわれ、大いなる命と実は一体であることが明かされている。こんな自分ではあるが「仏の性質」「仏になる可能性」を持っていると。
魂のチャートとほとんど矛盾しない世界観でしょう。
「無条件の自己受容」と「無条件の他社受容」は表裏一体のものでしょう。
他のどの魂も「真面目でまっすぐ」なため、なんでもなんだかんだで「善悪」でさばいてしまう感じがします。それはそれでいいんですが、結局、犯罪者などの極悪人を受容することはできません。自分の中にある黒い部分も許せないでしょう。もうひとつ上のレイヤーから眺められるようにならないと、無条件で自他を受容できないでしょう。
いい加減だから、何も考えていないから、すべて受け身で生きているから、だから全てを受容できる(ふりをしている)のか、
それとも、過去世で様々な場所で、様々な人格で、様々な行為を体験したから全てを受容できるのか。
どちらでしょうか。
また仏教では「異体同心」を目指します。
「異体同心」は「諸法無我」をわかりやすくといた言葉でしょう。単独で孤立した存在(我)はない、つまり、すべてはつながり一体である。ということですね。
アドラーの個人心理学でも目指すものを「共同体感覚」としていいます。ここがアドラーの一番やばいところですね。グッと来ます。
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